ヤンゴン 7月16日
ミャンマー・日本間の貿易総額が2010年から2012年までの二年間で6億5千万米ドル余りから19億米ドル余りへと三倍近くに増加したとミャンマー商業省顧問マウンアウン博士が述べた。
このように緬日二国間の貿易は急増しているが、日本の税関の統計では、2012年にミャンマー側に5億8千5百万米ドルを超す貿易赤字があったと発表されている。
2010年の緬日二国間貿易の総額は6億5千万米ドル余りであり、ミャンマー側に1億2千万米ドル余りの貿易黒字があったが、2012年に貿易赤字に転じたのは、ミャンマー新政府が自動車の輸入規制を緩和したためであるとジェトロ・ヤンゴン事務所の高原正樹所長が述べた。
同氏によれば、2010年に自動車およびトラックの日本からミャンマーへの輸入額は5千万米ドル余りであったが、2011年には自動車の輸入規制緩和計画により2億米ドルを、そして2012年には10億米ドルを超えた。
日本の税関の統計によれば、自動車とトラックの輸入額は日本からミャンマーへの総輸入額の81.4%を占めており、ミャンマーから日本への輸出においては、繊維製品が最大となっていて、輸出総額の50%余りを占めている。
2011年10月末から始まった中古車代替プロジェクトと、個人の自動車輸入に規制をかけないようにする方針転換のため、2013年4月末までで自動車を合計161,813台輸入した旨を関税局が発表した。
( 翻訳者:井坂理奈 )
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