2015年選挙、専門家は少数民族の政党が勢力を増すとの見方(9-43-3-2)
2013年11月03日付 The Voice 紙

ヤンゴン 10月31日

2008年憲法に従った、第2回目の2015年総選挙では、参加して票を競う少数民族政党が多くなってくるため、少数民族政党の競争はより勢力を増してくると、一部党首と政治研究者らが分析して話した。
大政党が少数民族地域で選挙活動を幅広くできずにいる間に少数民族政党がより増えてきたので、それぞれの州の少数民族政党は一層勢力を増してくる可能性がある、ということを、10月31日、選挙委員会が政党登録を許可したカチン州民主党党首トゥージャー博士が分析した。
「重要なのは選挙活動力だ。2015年に向けて、少数民族政党が多くなってきている」と同氏が言った。
連邦選挙委員会は10月中にカチン族の政党であるカチン民族民主会議党、リス民族発展党、カチン州民主党、ダウェー民族発展党、フェデラル・ユニオン党などの少数民族政党に登録許可をした。
15の少数民族政党が合同となったフェデラル・ユニオン党には今月中に選挙委員会が登録許可を与え、同党はミャンマー中の全ての少数民族地域に加わり票を争っていくということを、チン民族党党首ウー•ゾーザンが話した。
「全ての政党が加わり票を争うことに対して、大政党が気をつけなければならない時が来た」と同氏は分析して言う。
フェデラル・ユニオン党の15の党に含まれる少数民族政党は、シャン民族民主党、チン民族党、ヤカイン民族発展党、全モン地域民主党、カヤン民族党、イン民族発展党、パロン•サウォー民主党、カヤン民族党(注:同じ政党名が出てくるが、元の記事通り記載)、アショー•チン民族党、タアン(パラウン)民族発展党、パオ民族機構、タインライン(シャンニー)民族発展党、ワ民主党、ワ民族連合党、少数民族発展党である。
このように、ミャンマー政治に少数民族政党が加わることは民主主義制度に基づく票争いが、より勢力を増し、これら政党間の見解の相違がでてくるだろうと国民民主連盟(NLD)書記ウー•ニャンウィンが言った。
2010年の選挙では、大多数の少数民族政党が加わったヤカイン州、シャン州で、それぞれヤカイン民族発展党、シャン民族民主党が多くの選挙区で勝利した。

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( 翻訳者:田崎巧 )
( 記事ID:366 )