NLDによる国家重鎮4名の会見依頼に対し、長期に回答引き伸ばし(9-48-7-1)
2013年12月08日付 The Voice 紙

ヤンゴン12月5日

憲法改正のために国家重鎮4名の会見を行うため、国民民主連盟(NLD)が大統領府に依頼状を送ったものの、約2週間が経過するまで未だ回答がない旨、NLD書記長のウー・ニャンウィンが本誌に語った。
 2008年憲法改正協議のために大統領、連邦議会議長、国軍最高司令官らと会見するため、国民民主連盟党首のドー・アウンサンスーチーを含む中央執行委員会メンバーらが11月23日に依頼状を送ったが、12月5日まで回答がない旨、同氏が話した。
 「決定が難航しているのだろうか。しかし、返答が来るだろうとは期待している」とウー・ニャンウィンが話した。
 上記の依頼状送付に関連して、大統領府スポークスマンであるウー・イェートゥッは、ドー・アウンサンスーチーの立場としては前述の会見のため、議会が組織した憲法検討委員会の報告書を待つべきである旨、メディアを通して語り、それができなければ、議会を無視した行動と受け取られかねないと意見を述べた。
 NLDは上記の意見を受け入れない旨を発表し、政府高官らがそのように述べるのは会見を遅らせる意図があると、一部のNLD幹部が話した。
 また、NLDとしては、国家重鎮4人の会見のため、大統領の返事に基づき行動していくつもりであるため、すぐに批判する必要はないとも述べた。
 NLD党首のドー・アウンサンスーチーが、憲法改正のため、大統領、連邦議会議長および国軍最高司令官らと会見するために依頼状を送ったことに対する政府高官の反応は、国家法秩序回復評議会の反応と形式が似ていると、NLDが12月2日に発表した。

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( 翻訳者:酒徳 結 )
( 記事ID:455 )