ミャンマー農業分野投資のため、政府が韓国事業家をフォーラムに招待(9-50-11-1)
2013年12月22日付 The Voice 紙
ヤンゴン 12月18日
農業を通じて成長し、工業経済国として存在している韓国に、ミャンマーの農業分野への投資を促すため、ミャンマー農業灌漑省大臣ウー・ミンフラインが、同国の事業家たちを韓国・ミャンマー農業フォーラムに招待した。
12月の上旬にヤンゴンのトレーダーズホテルで開催されたミャンマー初の韓国・ミャンマー農業フォーラムに同大臣が招いたもので、主要産業が農業であるミャンマーに、韓国からの技術支援に加え、同国事業家らからの投資を呼び込む目的だ。
「ミャンマーが改革を進める上で待ち受ける種々の挑戦に対し、われわれ韓国国民は協力する準備が出来ている」と、上記のフォーラムに出席したイ・ペクスン(Lee Baek-soon)駐ミャンマー・韓国大使が話した。
ミャンマーの面積は6770万ヘクタールであるが、使われていない未耕地や荒地が500万ヘクタール以上あるため、韓国農業事業家らとしては、そのような土地に投資することが出来ると、農業灌漑省の農業計画局、副局長であるウー・アウンフラインが話した。
その他にも、ミャンマーの農業分野に必要な技術支援、投資対象としての見込み、農業分野に関する基本原則、法律や施行規則などを、同氏が韓国の事業家たちに説明した。
上記のフォーラムに出席した韓国の農業省である現農林畜産食品部、旧農林水産畜産食品部の元大臣らも、ミャンマーの農業分野のレベルの向上と村落の発展のため、韓国が行う共同事業、協力、援助について説明した。
また韓国国内で1970年代に始められ、成果を上げたセマウル運動(韓国の村落開発運動)を学び実践するためのセンターを、ミャンマー各地に開設すること、ミャンマー国内でも韓国のような村落運動を計画、展開するために、支援していることも説明した。
報告書によると、2013年7月までに、韓国はミャンマーに関わるプロジェクト79件で合計30億ドルの投資をしており、今年の会計年度内では二国間の貿易額は6億2300万ドルであった。
( 翻訳者:酒徳 結 )
( 記事ID:484 )