第2回 国際メコン川委員会 首脳会議
2014年04月05日付 VietnamPlus 紙

 国際メコン川委員会の第2回首脳会議が4月5日午前、ホーチミン市で開かれ、カンボジア、ラオス、タイ、ベトナムの加盟4ヶ国と対話国の中国、ミャンマー、および、開発パートナーやオブザーバーの代表らが出席した。
 会議には、グエン・タン・ズン首相、ラオスのトンシン・タンマヴォン首相、カンボジアのフン・セン首相、タイの外務次官(タイ首相特使)、中国の国土資源相、ミャンマーの外相らが出席した。また、ASEANのレ・ルオン・ミン事務局長も参加した。
 グエン・タン・ズン首相は、開幕演説を行い、全体会合を主宰する他、会議後の記者会見を行う。
 会議は、「メコン川流域の気候変動と水資源・エネルギー・食糧に関する安全保障」というテーマで、最近のメコン協力におけるいくつかの顕著な問題を中心に討論する他、2010年のフアヒン宣言の実現過程で得られた結果の査定や評価、今後のメコン川の管理・利用・持続可能な開発の推進を目的とした対策の立案などを話し合う。今回の会議ではホーチミン市宣言が採択される予定である。
 これより先、4月2~3日、ベトナムは第2回国際メコン川委員会首脳会議の開催国として、国際メコン川委員会の事務局とともに、「気候変動と国際河川流域の水資源・エネルギー・食糧に関する安全保障」をテーマとする国際セミナーを開催した。
 会議には、メコン川流域各国の代表約300人の他、アジア、アフリカ、ヨーロッパ、アメリカの国際河川流域の20の組織の指導者や代表らが参加した。

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( 翻訳者:石井恵梨、樋口由里子 )
( 記事ID:645 )