ベトナムとの国境問題で、中国のミャンマー産米買い付けが回復(10-15-1-2, 4-2)
2014年04月28日付 The Voice 紙

 中国とベトナムの間で、国境侵犯問題が生じているため、ミャンマー産米を中国が再び通常通り買い付けていると、ムセを活動拠点とする米穀商たちが語った。
 先月4月の第一週には、ベトナム産米の輸入に押されて、ミャンマー産米の購入高が減少したが、現在はベトナムと中国の間で起きている領海侵犯問題のために、ミャンマー産米を中国が定期的に買い付けるようになっているとムセの商人たちは語った。
 「今は、一日に米袋3万~4万袋ほど中国からの引きがある」とムセの卸売り業者協会副会長ウー・チャンダーウーは述べ、水かけ祭りの前に、夏米エマタ20緬升[約25kg]入り1袋は、中国通貨142元ほどの価格であったところ、現在145元ほどまで価格が上昇したことを明かした。
 ベトナムはミャンマーと同様に中国に米を輸出している国である。
 現在、ミャンマー産米はムセ国境を経由して中国へ主に輸出されており、中国当局の取り調べのために、ミャンマーと中国の商人たちは苦心していることを、ムセ産物市場を拠点とする米穀事業主たちから知ることができた。
 商務省の情報によると、2012〜2013年会計年度において、中国にムセ国境経由で輸出されたミャンマー産米は、55万トン余りに上ったとのことである。

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( 翻訳者:松浦 宇史 )
( 記事ID:666 )