最初の日に警察隊の一人を含む6人が怪我をした。
二日目にもまた騒動は起きた。群衆はより多くなってきて、宗教合同有効活動によく参加する人一人を含む二人が死亡するに至ってしまった。
一日に騒動が起きた場所に集中して警察の勢力を投入したため、他の場所を破壊しに群衆が集まった時にはそれを十分に制御できない状況であったとマンダレー管区域の治安国境大臣アウンチョーモー大佐が明らかにした。
三日目の晩、マンダレーの地元の人々が心配しているなか、夜間九時から五時までのマンダレー六区での夜間外出禁止令がだされた。
三日目の晩には、マンダレーの町の人々一人一人に加えて担当の治安責任者たちが、一層気を引き締め治安を守らねばならないという気持ちになっている。
七月三日の状況について、警察隊の大隊3隊は担当の地域の警察隊300人以上と連携を取って協力しているとマンダレー管区域警察副警視長ゾーミンウー氏が述べた。
警察隊を隊ごとにわけて24時間体制で任務につかせ、マンダレー管区域内に現在総勢4千名が配置されている。以前対立が生じた県のように伝染していかぬよう、あらかじめ警備を配置すると何度も述べた。副警視長ゾーミンウー氏によれば、「警察隊も一隊さらに強化する」とのことである。
6月3日の夜9時近くには商店はすべて閉まった。塾の生徒も早々に家に帰らされた。道にも車はなく、人影もない。その夜のマンダレーの状況は「静かというにとどまらず、冷え切った状況というところだった」と地元の人は論評した。
( 翻訳者:久宗美里 )
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