ベトナム民族学博物館がアジアで最も魅力的な博物館トップ25にランクイン
2014年10月01日付 VietnamPlus 紙

 ベトナム民族学博物館のヴォ―・クアン・チョン館長は、ベトナム民族学博物館がアジアで最も魅力的な25の博物館の1つとして評価され続けていると述べた。
 2014年、この博物館は2013年時よりも2ランク上の第4位にランクインしている。有名旅行情報ウェブサイト、トリップアドバイザー上で行われた旅行者による投票で、この博物館は3年連続でランクインしている。
 この博物館がこうした評価を受けたのは、観客にとって印象的な展示やイベントなどの活動を数多く展開してきたからであろう。特に東南アジア館がオープンし、東南アジア地域の各民族の文化の展示が開始したことは、重要な意義を持つ出来事となった。ベトナムの各民族について展示するとともに、東南アジアの文化を展示することで、ここは観光客を魅了する文化的スポットとなった。ベトナムの54民族について知ることができるだけでなく、東南アジア各国の文化の特色についても理解できる展示になっており、ベトナムの文化とその他の国々の文化の相似点と相違点がわかるようになっている。
 その他、博物館のテーマ別の展示や伝統工芸、伝統芸能、ムアゾイヌォック(水上人形劇)、伝統的な遊びの実演は、公共博物館を面白く魅力的にしており、人々が楽しい体験ができる観光スポットとなっている。
 2014年初めの9か月間で、博物館の来館者は延べ28万3千人以上になり、このうちの30%は外国人である。

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( 翻訳者:一橋弘人 )
( 記事ID:1057 )