第12回ベトナムホイアン日本祭りin堺
2014年10月15日付 VietnamPlus 紙
10月15日、クアンナム省ホイアン市の文化・スポーツセンターは、ベトナムのホイアンで11回行われてきたホイアン日本祭りを、今年は10月18・19日に「第12回ベトナムホイアン日本祭りin堺」として日本の大阪府堺市で開催することを発表した。
今回の祭りに際し、ホイアン市代表団はクアンナム省ホイアンの特色あるコンテンツを含むプログラムを準備した。
芸能公演では主に、各種の伝統歌舞、サックブア(※ムオン族伝統の歌舞)やバーチャオ(※クアンナム省地域伝統の歌舞)などの地方色豊かな歌舞、チャム族の芸術、日本で有名な歌謡曲「上を向いて歩こう」のベトナム伝統楽器による演奏などが披露される。
文化交流に関しては、代表団は毎年恒例となっている「日越友好の歌」のパフォーマンスを日本側の公演者たちと行う用意をしている。
参加者とともに行う活動として、ホイアン市はバイチョイ(※中部地方の歌垣の一種)、ニャイサップ(※バンブーダンス)、日本の盆踊りやベトナムのムアチョンコム(※米太鼓の踊り)を企画している。
また、ホイアン旧市街のイメージをホイアンランタン祭りの写真展示を通して紹介し、「ランタン作りを体験してみよう」という企画を行う。
その他に「ホイアンの昔~今」「ホイアンの桜」と題する現物展示を行い、日本の人々にホイアン観光を紹介、広報する各種イベントも実施する。
ホイアン市人民委員会副主席のチュオン・ヴァン・バイ氏によれば、これはホイアン市が第41回堺まつりに合わせ日本の堺市やその他の市、日本の各組織や団体と提携し日本でイベントを行う初の試みである。
そのため、これは日本の人々や堺市を訪れる外国人観光客に対しホイアンの文化を紹介する非常に良い機会となっている。
(訳注:大阪府堺市はかつて「東洋のベニス」とも称された国際貿易都市であり、またホイアンにはかつて日本人町があった。現在、ベトナム総領事館は大阪府堺市にある。)
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( 翻訳者:一橋弘人 )
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