10月14日午前、ハノイで「キヤノン才能の翼2014」奨学金の授与式が行われた。
「キヤノン才能の翼2014」奨学金は全国規模で奨学生を募集し、困難な環境にありながら意志とやる気を持つ優秀な学生たちを支援する。
　奨学金はホーチミン共産党中央青年団とキヤノンベトナムが提携して実施するもので、並行して行われている教育課程にある学生支援の諸活動や、ホーチミン青年団による「学校へ行こう」プログラムを具体化することを目的としている。
　2014年から2020年、ホーチミン青年団とキヤノンベトナムは240名に50億ドン相当の奨学金を出すことにしており、全国の高校生90名と大学生150人に支給される。
　2014年は「キヤノン才能の翼2014」奨学金プログラムが展開された最初の年だ。奨学生選考委員会は、家庭が困難な状況にありながらやる気と抱負を持ち、優秀な成績で基準を十分に満たしている高校生10名と大学生10名を選出した。
　奨学生選考委員会による奨学生の選考後、ホーチミン青年団、教育訓練省、キヤノンベトナムの代表は、ヴィンフック省、トゥアティエンフエ省、バーリアヴンタウ省で、奨学生らの家庭状況を現地審査すると同時に、奨学生たちを訪れ頑張って勉学を続けるよう励ました。
　「キヤノン才能の翼2014」奨学金プログラムの総額は4億200万ドンでそのうち2億4000万ドン（一人あたり１年間に2400万ドン相当）は大学生向けの奨学金であり、1億6200万ドン（一人あたり1年間に1620万ドン相当）は高校生向けの奨学金である。
　2014年に奨学金を受給した生徒や学生は、好成績を維持していれば「キヤノン才能の翼」を卒業まで継続して受給することができる。
　ホーチミン青年団とキヤノンベトナムは「キヤノン才能の翼」奨学金プログラムの実施を継続することで将来の才能ある若い世代を開発育成する基盤としていきたい考えだ。

Tweet

この記事の原文はこちら

　同じジャンルの記事を見る

（ 翻訳者:旭泰広、添田樹紀 ）
（ 記事ID:1074 )