サムスンのベトナムでの14億ドルのプロジェクトに投資認可書が交付
2014年10月01日付 VietnamPlus 紙
ベトナム通信(TTXVN・VNA)の特派員によると、韓国を公式訪問しているベトナム共産党のグエン・フー・チョン書記長は11日午後、サムスン・グループを訪れ、ホーチミン市のハイテクパークにサムスンCE Complex電子有限責任会社を設立するための投資認可書の交付式に立ち会った。投資認可書によると、プロジェクトは、サムスン・ブランドのハイテク電子製品の組み立て、加工、経営のための工場を建設するもので、投資総額14億ドル、2016年初に稼働の計画。
交付式で演説したチョン書記長は、これまでベトナムと韓国の協力関係は、両国指導部の政治的決意、両国人民の熱い支援、そして、両国経済界の重要な貢献により、あらゆる分野でより広範に、より効果的に発展してきたと強調した。チョン書記長は、サムスン・グループの創造性、特に情報技術や電子分野における創造能力を高く評価し、特にサムスンのベトナムにおけるプロジェクトがすべて効果的、成功裡に行われ、経営者と労働者の双方に実質的な利益をもたらしていることを歓迎した。その上で、サムスンに対し、両国に利益のもたらすような潜在力のある分野への投資拡大に関心を持って検討するよう提案した。チョン書記長は、ベトナムは長期的で安定した経営への投資に対し、より有利な環境づくりや条件提示を続けていくと確認した。
サムスン・グループの代表は、サムスンがベトナムにおける投資プロジェクトを効果的に展開、実施できるよう、ベトナムの関係当局がより良い条件を整えてくれたことに感謝の意を述べた。
同じ日、チョン書記長は、キョンナム(Keangnam/京南)グループの代表と会い、同グループが大型投資を行い、ベトナムの発展に貢献していることに喜びの意を伝えた。チョン書記長は、多くの韓国企業、中でもキョンナム・グループが、ベトナムでの投資を拡大し、長期的で効果的なビジネスを行うことにプライオリティーを置き、特に、インフラ整備への投資、裾野産業の発展を重視し、ベトナムを自らの経営戦略の要の一つとしていることを歓迎した。
同じ日、ソウルでは、航空会社のベトジェットエアがベトナムと韓国を結ぶ路線の開設を正式に発表した。ダナンーソウル便、ハノイーソウル便に加え、今年12月にはハノイー釜山便を、2015年中にはホーチミン-釜山便を開設する。開設式典にはホアン・チュン・ハイ副首相ら両国高官が立ち会った。
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( 翻訳者:旭泰広 )
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