ミーソン遺跡の塔の傾斜・沈下は深刻であるという情報につき、10月30日午前、クアンナム省文化・スポーツ・観光局副局長のホ・スアン・ティン氏は、ミーソン遺跡の塔の傾斜・沈下・磨滅は何年も前から起こっていると伝えた。
　ミーソン遺跡の修復、修理、老朽化を防ぐ作業は地元の力では出来ないため、クアンナム省は何度も文化・スポーツ・観光省にこの状況を報告してきた。
　これまで、国内外の多くの専門家グループがミーソン遺跡の傾斜・沈下状態を調査・研究してきた。
　専門機関はミーソン遺跡の傾斜・沈下・磨滅の主な原因は時間の経過、洪水、地下水、地盤が弱いことの影響によるものだと結論づけた。しかし専門機関は未だにミーソン遺跡を守るための最も有効的な解決法を見つけられていない。
　ホ・スアン・ティン氏は、今年インドの専門家グループもこの貴重な歴史文化遺跡の老朽化を防ぎ、遺跡を守り、修復する解決法を見つけるためにミーソン遺跡の老朽化の状態を調査・研究しに来たことを加えて伝えた。
　以前にもミーソン遺跡の磨滅と老朽化を阻止するためにナノテクノロジーを使用するというアイディアがあったが、様々な理由によりこのプロジェクトはまだ実施・展開されていない。

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（ 翻訳者:高木陽奈子 ）
（ 記事ID:1126 )