マンダレー 4月3日
ミャンマー国内で人口が最大であり、最も発展している都市であるヤンゴン市とマンダレー市との間を往来する高速鉄道を、ある中国企業の援助で共同建設する予定であることをミャンマー鉄道(ネーピードー)の責任者が述べた。
ヤンゴン=ネーピードー=マンダレー間で新たな鉄道を建設する計画はあるが、中国企業側がどのような支援ができるかを協議中であり、いつ実現するかをまだはっきりと言えないことを同氏が語った。
「どのような形で協力してもらうかは省としてまだ相談中の段階である。借款で行う必要があるならば、今後予算の情況から検討しなければならない。中国企業側がすべて請け負ってくれるならば、早く実現させることができる」と同氏が話した。
上述の計画にしたがって新しい線路を建設した後、高速鉄道車両を購入して運行していく予定であるとも同氏が語った。
「高速鉄道でなく、現在ある線路を改修すれば、大勢の人々は再び乗車するようになるだろう。以前線路の状態は良かった。その後状態が悪くなると車両が故障した。現在は車両も線路も悪いため、人々はもうあまり乗車しない。私の考えはというと、高度な高速鉄道でなく現在の線路を改修し、そこそこの速度が出るとなれば人々は再び乗車するようになると思う」とミャンマー鉄道技官補が見解を述べた。
現在ヤンゴン=マンダレー線の改修事業を日本の国際協力機構(JICA)の協力で行っており、ヤンゴンからタウングーまで区画ごとの改修事業を5月後半に開始することをミャンマー鉄道(ネーピードー)から知ることができた。
( 翻訳者:古橋櫻子 )
( 記事ID:1309 )