コーカンの武装勢力に対し、武器を捨て平和を取るよう、トゥラ・ウー・シュエマンが要請
2015年05月25日付 The Voice 紙

ヤンゴン 5月24日
 2015年総選挙が近づいていることを受けて、コーカン地域の戦闘に加わっている武装勢力に対し、武器を捨て平和を取るよう要請したと、連邦議会議長トゥラ・ウー・シュエマンが発言した。
 5月23日にシャン州北部ラーショー郡北東軍管区司令部にて州政府、軍管区司令部幹部、軍人らの会合が開かれ、そこで同氏がこの発言をしたと、国営新聞から明らかになった。
 武装勢力に再び要請したのは、2015年総選挙が近づいているので武器を捨て平和を取ることを実施していくためであると、同氏が発言した。
 さらに、3ヶ月以上にわたるコーカン地区での国軍とポンチャーシン率いる武装勢力との戦闘が続くようであれば、国家にとってさらに多くの命が犠牲になり、財政的にも国家にとって多くの損失を被ることになると同氏は指摘した。
 国軍とポンチャーシン率いるコーカン武装勢力との間で2月9日から戦闘が始まっているが、100日以上経過するまで戦闘が停止することはなく、コーカン武装勢力と平和に向けて話し合うことはないと、大統領府スポークスマンの情報省大臣ウー・イェトゥッがメディアに向けて発表した。
 また、5月15日に開催された連邦議会では、ラオカイ地域での非常事態宣言の90日延長が承認された。
 国軍と少数民族武装勢力との戦闘が起こっているシャン州とカチン州の地域では2015年総選挙の時期に地域の平和を取り戻さない限り選挙実施しないと、連邦選挙委員会委員長のウー・ティンエーは述べた。

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( 翻訳者:豊嶋悠紀 )
( 記事ID:1492 )