駐越フランス大使館は、フランスに留学したベトナム人元留学生を対象としたサイト「フランス・アラムナイ・ベトナム（www.vietnam.francealumni.fr）」を正式にお目見えさせた。このサイトの名誉後援者にはゴー・バオ・チャウ教授が就任している。
　フランス大使館のジャン・ノエ・ポワリエ大使によると、同サイトは地球規模のネットワークに属しており、フランスで留学したすべての元外国人留学生をつなぐものであり、彼らがお互いに連絡をとり、彼らにとっての多くの便宜を供給するものである。
　ウェブページに参加すると、元留学生は互いに連絡を取り、経験を分かち合い、いろいろなテーマの議論に参加できる。留学生はまた、彼らを特に対象とした娯楽的・文化的・経済的イベントを通じてフランスとの関係を維持することができる。
　留学生たちをつなぐだけでなく、ウェブページはまたフランス企業の参加をえており、フランス企業もまた元留学生について関心をもっている。これは、元留学生たちが企業と容易に結びつくことができる有利な条件となっている。
　ウェブページのお披露目会で、元フランス留学生協会主席のチン・ミン・ザン氏は、これは元留学生たちにとって有益なツールになるだろうとみなしている。
　フランス・アラムナイのネットワークは、外務・国際開発省のロラン・ファビウス大臣の発案により2014年11月に誕生した。今までに世界中の元留学生１万人余りが参加している。
　パリで作成・管理されている主ページのほか、フランス・アラムナイの地域ページは各大使館によってそれぞれの国で展開されつつある。ベトナムはこのサイトが登場した最初の10か国のうちの一つである。
　ジャン・ノエ・ポワリエ大使によると、現在、毎年約1500人のベトナム人学生がフランスに留学している。留学生たちに最も多く選ばれている専攻分野は医療であり、次いで経済、マネージメント、エンジニア、芸術文化の諸分野である。

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（ 翻訳者:小泉友佑、武本侑馬 ）
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