女性党(モン民族)設立許可取得
2015年06月02日付 The Voice 紙

モーラミャイン 6月1日

 来る2015年の選挙に参戦するために政党登録申請をしていた「女性党」は、女性党(モン民族)の名称で設立を許可したと連邦選挙管理委員会が5月28日に通知してきたことを党の議長であるミータンシンが述べた。
 連邦選挙管理委員会は、女性党という用語は全国の女性の代表のようになっており、大勢の人々と関係するので、その名前の代わりに新しい名前を選ぶなり、女性という言葉の前か後ろに適当な言葉を補うなりしてもう一度申請し直すよう、4月27日に通知していたことがわかっている。
 「選挙管理委員会が、女性党の名前を再度修正させようとしたことについて私達が再び協議したので、ついにはモンという文字1つをつけ加えたのだ」と、ミータンシンが述べた。
 上記の通知によれば、政党の党首1名と副党首1名を早急に選出し、選挙管理委員会に申請するよう、また、30日以内に政党として申請するようにとある。
 ミャンマーに於けるはじめての女性党となるこの政党をモン民族の女性たちが指導して設立したのであり、2014年10月14日に、15人の委員会で選挙管理委員会に政党設立許可を申請した。
 女性が平等の権利を得られるように取り組んでゆくという目標をもって女性党を設立し、来たる2015年の選挙では、モン州を基盤として他の管区域や州でも参戦するつもりだという。
 「できるということならそれでよい。どうであれ政治活動をするというのは、現在のミャンマー政治はどうであるのか、どこに向かっているのか、その上で、どうすればよいのかを決めて行動すればよいだろう」と、全モン地域民主主義党中央委員ナインチャンイッは述べた。
 現在、モン州では、モン民族を代表するモン民族党(MNP)と全モン地域民主党(AMDP)の二つの政党があり、来たる選挙では、この二つの政党に加えて連邦団結発展党、国民民主連盟、国民統一党などの5つの大政党が主に組織的活動を行っている。
 2014年に実施された国勢調査のデータによると、ミャンマーの人口は51,486,253人であり、そのうち女性は合計で2千6百万人強であり、人口全体の51.8%であった。

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( 翻訳者:土肥眞麻 )
( 記事ID:1537 )