船に乗った難民900人以上をできるだけ早く移動してほしいとシットゥエでデモ
2015年06月14日付 The Voice 紙
シットゥエ 6月14日
5月にヤカイン州内に到着した、船に乗った難民といわれるベンガル人900人以上をできるだけ早く移動してほしい、と6月14日にシットゥエでデモが起こったことをデモ実行委員会のリーダーであるウー・アウンテーが述べた。
「バングラデシュから来たベンガル人をヤカイン州に長期に渡り置いておかないよう、できるだけ早く居住地に送り返すため、今のようにデモをしなければならなかった」と同氏は述べた。
上記のベンガル人難民900人以上というのは、去る5月21日にミャンマー海軍が救助したベンガル人200人と、5月29日にエーヤーワディ管区域でミャンマー海軍が救助した700人以上であり、彼らをマウンドー県タウンピョーレッウェ市の37マイル・キャンプにいるので、彼らをバングラデシュにできるだけ早く送還することを要求しているということを同氏が説明した。
船に乗ったベンガル人難民200人の内の150人を6月8日、マウンドー県タウンピョーレッウェ市において、バングラデシュ側に引き渡したことが入国管理人口局によってわかった。
現在、タウンピョーレッウェ市37マイル・キャンプの中に、ベンガル人800人程が残っていることがデモ実行委員会によってわかった。
デモに参加している人たちは、6月14日にシットゥエ市ウィンガバー広場に集合し、そこからウー・オウッタマ通り、ミンバージー通り、コウンデー通り、ランマジー、ランマドー、セッヨンス通りを経由しウィンガバー広場へと行進したことがシットゥエの住民らによりわかった。
その他、ヤカイン州マウンドー、ブーディータウン、ポンナーチュン、チャウトー、ミンビャー、ミャウウーなどの市においても同時にデモを行う予定であることをシットゥエのデモ実行委員会が発表した。
( 翻訳者:土肥眞麻 )
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