アウンサンスーチー氏自ら、投票者名簿を確認するよう一軒ずつ指導
2015年06月28日付 The Voice 紙

ネーピードー6月27日

 2015年の総選挙のため、基本的な投票者名簿を発表したところ、ネーピードーのポウッバティリ郡にあるチータウン村落で、国民民主連盟(NLD)党首ドー・アウンサンスーチー自身が一軒ずつ投票者名簿を確認するよう指導したことをNLDの中央執行委員ウー・ウィンミィンが述べた。
 「昼の2時頃から夕方5時になる頃まで、党首(スーチー氏)自身が現場に赴いた」とウー・ウィンミンは話した。ネーピードー評議会での投票者名簿に誤りがある問題については修正せねばならないという点、また、名簿から取り除かねばならない名前を取り除くことについては果敢に取り組んでいくことをスーチー氏は地区に住む国民に一軒ずつ巡り伝えたという。
 投票者名簿の点検のため、チータウン地区にある家18軒を一軒ずつまわって国民の権利が失われることがないように、そして投票者名簿上での人数の間違いを所轄の選挙委員会に報告するように住民に指示したとウー・ウィンミンが説明した。
 同党は投票者名簿の点検をネーピードーにいる党員たちで行っていること、また、郡の選挙委員会事務所から6月18日に召喚を受け、こうした投票者名簿の点検は政党勧誘活動になるということで、以後は行わないように署名させようとしたけれど、党員らは署名しなかったことを国民議会議員ウー・ピョーゼーヤードーが明かした。
 この件についてNLD側が署名することはなく、法にものっとっているということをスーチー氏が6月25日にメディアに向けて発言し、今般スーチー氏自身が現場に出向いたのである。
 投票者名簿の点検のため、ネーピードーのシュエチャーピン地区の投票者名簿点検員2人が、連邦団結発展党員の家主の住む家に不法侵入したとして、6月20日にネーピードー第1警察署で起訴されているとNLDの幹部らが明らかにした。

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( 翻訳者:久宗美里 )
( 記事ID:1594 )