ミャワディ=コーカレイッ間アジアハイウェーで政府軍とDKBAが戦闘
2015年07月03日付 The Voice 紙
ヤンゴン 7月2日
ミャンマー連邦を含むASEAN地域の数ヵ国をつなぐアジアハイウェーのミャワデイー=コーカレイッ間で政府軍と 民主カレン慈善軍(DKBA)が7月2日に戦闘を行ったことをコーカレイッ郡を活動拠点とするDKBAのソーダイエー少佐が述べた。
上記の区間で、政府軍が領土の一掃を行ったためコーカレイッ郡を拠点とするDKBAと、朝5時くらいに戦闘が発生したと彼は述べた。
『生じたことの詳細をまだ承知していない。私は全容をまだしらない。戦闘の発生は確実ではある。』と述べた。
上記のできごとについて、カレン州政府に連絡とって尋ねたところ、答えはなかった。
アジアハイウェーを往来する車両から道路通行料を集金するカレン民族同盟(KNU)・カレン民主自由軍平和委員会(KNU/KNLA-PC)・カレン国境警備軍(BGF)らを含む団体による運営の集金ゲートの近くで戦闘が起こったことがDKBAによりわかった。
上記のアジアハイウェーを今月のうちに公式に開設したら、武装組織がそのゲートで道路使用料を徴税することがないように州政府が求めており、その件を、州政府、カレン国境防衛軍とカレン武装諸組織とを会合を持つ予定であることがが双方の諸組織からわかった。
DKBAは1994年にカレン民族同盟(KNU)から分離したのち、政府の国境警備軍への編入の要請を断り、カレン民族のために武装闘争をしてきた組織である。
さらに、DKBAは新政府の政権下の2011年11月に戦闘停止合意文書に署名し、全国規模停戦合意文書NCCT署名に政府と調整している全国規模停戦調整委員会NCCTの一員である。
( 翻訳者:豊島悠紀 )
( 記事ID:1619 )