ヤンゴン 7月4日
ミャンマー中央銀行が定めた米ドル交換レートの引き上げとともに、民間市場でも米ドル価格が再び高騰したことが為替市場への調べで分かった。
民間市場で以前は1米ドルにつき売値が1185チャット、買値が1187チャットでしばらく変動がなかったところ、7月4日に1米ドルにつき1190チャットまで高騰したことを両替業者が語った。
「以前米ドル市場が落ち着いていたころ、金の価格も変動がなかった。現在米ドル価格が再び高騰してきているので、金も純金1チャット分(訳者注:ここのチャットは重量の単位で、1チャットは約16.3g)につき約4000~5000チャット再び値上がりしてきている」と金製品事業主のウー・ゾーアウンが述べた。
中央銀行指定の外国為替レートは7月2日から1米ドルにつき1110チャットであり、7月3日に1米ドルにつき1125チャットへ高騰した。
米ドル価格が引き続き高騰する見込みがあるかどうかに関しては、月曜日のマーケット開場を待たねばならない、と民間の両替業者が語った。
( 翻訳者:古橋櫻子 )
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