総選挙は11月8日に実施
2015年07月08日付 The Voice 紙

ヤンゴン 7月8日

政治学の識者らがミャンマーの民主改革のために重要だという総選挙を2015年11月8日に行うと連邦選挙委員会が発表した。
選挙法によって、第二回総選挙をミャンマー暦1377年ダディンジュ月黒分(満月過ぎ)11日(2015年11月8日)、日曜日に各議会の複数政党総選挙を行うということを連邦選挙委員会が7月8日に発表した。
同様に、各議会の選挙区で争う政党候補者の名簿を7月20日から8月8日までの20日間のうちに提出しなければならず、その名簿を連邦選挙委員会が8月12から21日までの10日間で審査すると発表があった。連邦選挙委員会に各政党から提出された候補者名簿において取り消す必要がある際は、取り消し可能な期限を8月11日までと規定することを明らかにした。
このように連邦選挙委員会が総選挙を行う日を発表したことで、選挙に対する疑念が減っていったと各政党は言う。
「以前は選挙を実施する、しないなどと言っていて、政党が候補者選抜をするのを躊躇していた」と 国民民主勢力(NDF)党首ウー・キンマウンスエが言った。
同様に、総選挙を行うという発表を歓迎し、党の勝利に向け候補者の選別を引き続き行っていくということを、国民民主連盟(NLD)中央執行委員ウー・ニャンウィンが言った。
「会議は継続して行っていく予定だ。私たちの活動が国民にわかるように声明を出す。次になにをやるかはすぐには言えない」と同氏は言った。
第二回目の総選挙に参加登録をした政党は81政党あると連邦選挙委員会よりわかった。
同様に、総選挙のため、連邦選挙委員会は全国330の郡にある各議会の選挙区に対して総選挙の選挙権を持つ基本有権者リストを、各管区域と各州で公開している。
しかし、この基本有権者リストに誤りが多く、公正な総選挙のためには不安があるということを一部の政党と選挙監視団が指摘した。
連邦選挙委員会は第一回総選挙を2010年11月7日に行い、空席の選挙区のための補欠選挙を2012年4月1日に行った。
2010年総選挙では軍が支持した連邦団結発展党(連邦連帯開発党)が大多数の選挙区で勝利した。
同選挙では事前投票分の票が多かったため、一部で不正があったということを国際選挙監視団が言った。
2012年の補欠選挙でNLDは候補者を立てた44選挙区のうち43選挙区で勝利した。

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( 翻訳者:豊嶋悠紀 )
( 記事ID:1637 )