候補者基本原則に従わないということでカヤー州首相を連邦団結発展党が除名
2015年07月14日付 The Voice 紙

ヤンゴン 7月13日
 連邦団結発展党の定めた候補者基本原則に従わないということで、カヤー州連邦団結発展党議長でかつ同州首相を務めているウー・キンマウンウーを政党から除名したことを同党が7月13日に発表した。
 カヤー州首相は同党州支部の有力者だが、党内の団結をはかることができないうえに、同氏の行いのせいで、党内で意見が対立し、団結が損なわれたことを発表の中で明らかにした。
 この問題を党内の調査委員会が責任を持って調査してから、ウー・キンマウンウーは党の指導を受け入れることや党内での団結に消極的であることが判明したので、7月2日に党籍から除名することを承認したという。
 また、連邦団結発展党の調査委員会は、調査中の6月28日にウー・キンマウンウーが党の州議長職の辞任と離党の許可を求めてきたことを上記の発表のなかで明かした。
 同様に、2010年の選挙でカヤー州の連邦団結発展党から出馬し、カヤー州政府の大臣として任務を担う運輸大臣のウー・チッフラー、電力・工業大臣のウー・ソーフーフー、開発大臣ウー・アウンナインウー、バマー民族担当大臣ウー・セインウーらも党へ辞職願を提出したことを同政党の中央執行委員たちへの取材から明らかになった。
 その他、大統領府の2人の大臣ウー・ソーテインとウー・アウンミンはカヤー州シャードー郡とボーラケー郡で出馬するよう連邦団結発展党に提案したが、党の許可を得られず、辞職し、無所属候補者として出馬すると報じられている。

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( 翻訳者:的場彩織 )
( 記事ID:1670 )