総選挙監視に対しEUとミャンマー政府が合意署名
2015年08月22日付 The Voice 紙

ヤンゴン8月21日

 ミャンマー連邦政府の正式な招待により、次の11月に開催される総選挙をEU選挙監視団が全面的に監視する許可を得られることになったと駐ミャンマーEU代表部が発表した。

 上記の合意署名式典では、駐ミャンマーEU大使ローランド・コビアと諸外国からの選挙監視団を担当する連邦選挙委員会委員ドー・ミンチー博士らが8月21日にネーピードーで署名をした。

 政治体制の移行と改革の進展を確実なものとするためにも、包括性、透明性、信頼性のある選挙にするためにも、協力して取り組んでゆくことになったとローランド・コビア大使が言った。

 上記の選挙監視団は、投票の次の日に国際的な基準を満たしているかどうかの速報を発表し、次いで改めて最終的な報告書を出すことになる。

 「国内からも国外からも選挙を監視する人や組織があることを歓迎する。次の選挙で実現させたいことといえば、どの場所で何をするのかという時間表をなるべく早く出してもらいたい。それで初めて、私たちの方も準備の時間がとれるようになる」と選挙監視団のひとつであるPACEのウー・サインイェーチョースワーミィンが言った。

 EUの選挙監視団を率いる人物を間もなく任命する予定であり、選挙に精通している専門家が参加する本隊は、選挙に関する諸状況を知ることができるよう、選挙の数週間前にミャンマーに到着することになっていると駐ミャンマーEU代表部が発表した。

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( 翻訳者:平野美華 )
( 記事ID:1762 )