洪水被災地域及び近隣の食料品需要が3分の2に
2015年08月23日付 The Voice 紙

ヒンダダー 8月22日

 エーヤーワディ管区域の洪水被災地域にある店舗と地元の被災者たち向けに商品を売っていたいくつかの郡で、食料品と生活用品の需要が約3分の2にさがったことが食料品、生活用品の販売店への調べから分かった。
 洪水が起きたあとに需要が落ちたことのほかに、救助隊の支援のおかげで被災した地域にいる国民が買い物をする必要がなくなり、米、油、塩、トウガラシ、玉ねぎ、魚ペースト、魚の缶詰、乾麺、衣類を含むそのほかの生活用品がほぼ十分にあるために需要が落ちたということをヒンダダー市で長年に渡って商店を営んでいるドー・タンスエは述べた。
 「食料品販売状況を調査してみたところ、売れ行きが落ちているというより、全く売れていない状況も見られるようだ。私たちのお店は一店一店違う。村を中心に売ることもある。町にも村にも売っている店もある。村を中心に売っている店はまったく売れないということもあった」と同氏は述べた。
 ヒンダダー県ミャンアウン、チャンギン、インガプー、レーミェッナ、ザルン、ヒンダダー各郡および、マウービン県ダヌーピュー郡、ニャウンドン郡、パテイン県ターバウン郡、カンジータウン郡、イェチー郡、ダーカ郡、アトウッ郡において、食料品と生活用品の需要が3分の2に落ちたことをこれら地域にある商店主らが述べた。
 「村では、水害援助組織が1軒につきおよそ8袋の米を与えた。他の食料品も含まれていた。水が引いたので親戚のところに(もらった食糧を)送ってやれるほどだ」とインガプー郡の村落に住むドー・キンマミンは述べた。
 支援組織が援助した一部の商品を、被災地域にあるいくつかの郡では、物資をもらった人が(余ったものを)売りに来ているために商店の営業の妨げになっており、一方で往来が難しい地域に関しては食料品の需要があることをカンジータウン郡の商人であるウー・フラミンナインは述べた。

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( 翻訳者:小林明里 )
( 記事ID:1765 )