ホワイトカードを返却し国籍審査を受けたベンガル人50人以上が国籍取得
2015年10月10日付 The Voice 紙

シットゥエ 10月9日

ヤカイン州で臨時身分証明カード(ホワイトカード)を返却して国籍審査を受けたベンガル人のうち、55人は国民認定が可能であり、4人が帰化の権利を有する者として承認されたと入国管理・国民登録局のヤカイン州局長ウー・キンソーが述べた。

ホワイトカードを返却し国籍審査を受けるための申請をしたベンガル人は948人であったが、その内の55人が国民として、4人が帰化権保有者として中央レベルで10月第1週に承認されたと同氏は述べた。

国籍審査を受けるための申請をした948人のうち、郡レベルの国籍審査委員会が審査して上申した301人に州レベルの審査が重ねて行われて中央レベルへと伝えられ、さらにそれを中央レベルで審査し承認することとなったとウー・キンソーが述べた。「残りの人々も、中央からの許可が下りれば当然法律に沿って何かしらのカードを発行することになる。引き続き提出されてくる申請書も我々の方から中央へ送っている」と同氏が述べた。

国籍審査の申請はヤンビェ、タンドゥエ、マウンドー、ブーディーダウン、ミェボン、シットゥエ郡から提出されており、中央が承認したベンガル人59人はヤンビェ、チャウピュー郡の者たちだったということが入国管理・国民登録局への取材で明らかになった。

ヤカイン州でホワイトカードを返却したのは39万人で、国籍審査を受けねばならない人であることを示す身分証をその内のベンガル人3337人に発行したこと、そして、この身分証は滞在許可証にはなるが、国民、帰化国民、帰化権保有者など何かしらの証明書を取得するためにはさらなる審査を受ける必要があることをウー・キンソーが述べた。

ホワイトカードを返却した人全員に国籍審査用の身分証を発行することになっていたが、民族名に関する争いのため、ベンガル人の多くがこのカードを受領しに来なかったと同氏が述べた。

国籍審査を受けねばならない人であることを示す身分証を所持しているのは、シットゥエ郡で296人、ヤテーダウン郡で16人、パウットー郡で63人、ミャウッウー郡で19人、マウンドー郡で2364人、ブーディーダウンで399人、タウンピィ準郡で6人、チャウピュー郡で45人、そしてタンドゥエ郡で129人であるとヤカイン州の入国管理・国民登録局への取材で分かった。

ヤカイン州のベンガル人たちに対するこの国籍審査事業は今年の1月1日から行われている。

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( 翻訳者:宮木春花 )
( 記事ID:1884 )