世界の金取引価格が下がっているのでミャンマーの金価格も下落
2015年11月07日付 The Voice 紙
ヤンゴン|11月6日
今年、10月最終週から世界で金取引価格が下落し続けているので、ミャンマーの金取引価格も同様に下落していることが金取引業者への調べにより判明した。
ミャンマーの金価格は今年10月中旬には、1チャッター(訳者注:約0.576オンス)あたり80万チャット以上(訳者注:10月~11月初旬の為替レートは1米ドル1280チャット前後)であり、同時期の世界の金価格は1オンス当たり1,186米ドルであった。そして11月6日、1,107米ドルへと下落した時にはミャンマーにおける金価格も下落することとなった。
ミャンマーの金価格は11月1日には金1チャッターあたり784,000チャットであったが、6日には市場開始時価格が769,000チャットであったことがヤンゴンの市場内からわかった。
米ドルの価値が強固であることと今年度末にアメリカ連邦準備制度理事会の利上げ準備などにより世界の金価格が下落するに至ったということを各国メディアが報じている。
「先月は世界の金価格が上昇したのに伴い、ミャンマーの金価格も上昇した。現在世界の金価格が下落するのに伴い、ミャンマーの金価格も下落することとなった。これはミャンマーの金相場が軟弱であることを示している。現在、世界の金価格の上昇下落に対して、ミャンマーの金価格も付き従っていく形になっている」とミャンマー金取扱業協会副会長であるウー・チョーミンは述べる。
目下のミャンマー金市場の状況でも売買が停滞しているということをテイッ宝石店のオーナー、ウー・ゾーアウンは言う。
3週間でミャンマーの金価格は、4.23%下落し、10月15日の価格より35,000チャット前後下落したことがミャンマー金市場内の調べでわかった。
( 翻訳者:松山由希 )
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