約6000人の内戦避難民は主に医薬品と毛布を必要としている
2015年11月14日付 The Voice 紙

マンダレー 11月13日

 国軍とシャン州進歩党/シャン州軍(SSPP/SSA)の間で発生している戦闘により、シャン州南部において11月13日までに内戦避難民は約6000人おり、彼らは主に医薬品と毛布を必要としていることが支援者から分かった。
 「昨日まで1日中発砲していた。飛行機でワンハイン側へ発砲した。今日は昼間まで発砲音は聞こえていない。ワンソー村は村中が逃げなければならなかった。戦闘が発生したのはマインナウンとマインシューの間であったため、マインナウン側の住民がレーチャー側へ逃げた。マインシュー側の住民は市内へ逃げてきた。SSPP/SSA支配下のハイパー村にある避難所の人々も逃げ出さなければならなかった。こうした村が合計10村ほどあるだろう」と内戦避難民を支援しているマインシュー市の住民、ウー・サイトゥントゥンウーが語った。
 マインシュー市内に避難所を開設し666人を受け入れたこと、市外で暮らす住民もいること、彼らのためにバラックを建て、ひと月分の米は十分に賄えるが、毎日料理するにはトマトやタマネギなどが必要であることを、マインシュー市避難所の責任者ウー・チョーウィンが述べた。
 ワンソー村から逃げてきたラフ族は187人おり、避難所に暮らさなければならないこと、郡の関連部署などからの支援でバラックを建て暮らさざるをえないことを、マインシュー市避難所で一時的に生活しているウー・サンコーが説明した。
 内戦避難民のために寄付をしたい人は、マインシュー避難所の責任者09-250485225、ワンソー村村長09-73012265に連絡すれば寄付することが出来る。

Tweet
シェア


 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:古橋櫻子 )
( 記事ID:2046 )