NLDの国会議員らに対し、賄賂を受け取ってはいけない、閣僚になったら給与は半額、とドー・アウンサンスーチーが注意
2015年11月29日付 The Voice 紙

ヤンゴン 11月28日

 国民民主連盟(NLD)が当選した国会議員らに対して賄賂を受け取らないよう注意を喚起し、同時に、議会において然るべき議論ができるよう資質を高めるようにと、NLD党首ドー・アウンサンスーチーが語った。
 11月28日、ヤンゴン市トーウィンニンズィー・ホールで開催された、NLD党首を含む中央執行委員と当選を果たした議員らの集会で、ドー・アウンサンスーチーが上述のように話したと党員らが語った。
 NLD議員が賄賂のやり取りで法に基づいて取り締まられた場合、その受刑者と面会するために面会人を派遣すると、NLD党首ドー・アウンサンスーチーが語ったことがNLD議員らの元への取材で分かった。
 「彼女の言葉の意図は、議員は国民のことを考えて汚職をすべきではない、不正をすべきでない、すべきでないことをしたならば法に則って処分を受けなければならない、仲間内でのことだといって罰が軽くなると思ってはならない、しかしともに仕事をする仲間として面会には向かうということだ」とNLDが勝利を収めたバハン郡区で国民代表院議員となるウー・トゥンミンが語った。
 また、NLDが組閣をしたのちに閣僚となる人たちは給与の半額を党に納めなければいけないと、ヤンゴン管区域民族代表院第3選挙区議員ミャッニャナソー博士が語った。
 「国民代表院議員らは2割を差し引かれている。組閣して政府の大臣などとなれば半額を差し引くと言っていた」と同氏が語った。
 その他、国会議員は能力の向上のために党内の講習で学び、能力試験を受ければならないとドー・アウンサンスーチーが指示したと、ダゴン郡区国民代表院議員テッテッカイン博士が語った。
 「一つは、英語の実力テストである。得点によって、国際会議に招かれた際に出席することがある。そのように出席する場合にも、実力相応だと判断されて選出されるのである。声がかからなかったとすれば、自身の能力不足である。また私たち議員が適材適所で働けるよう講習を開催して能力を向上させたのちに、試験を行う予定だ」と同氏が説明した。
 NLDは全国の884の選挙区での当選という、(全政党の中で)最多数の選挙区で勝利を収めた。

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( 翻訳者:松浦宇史 )
( 記事ID:2094 )