ラーショー・12月22日
ムーセー県モゥンコーで、12月20日午後、安全パトロール部隊がゴミ集積所から手製の地雷を爆発前に発見し撤去することができたが、夜7時半頃、その場所で地雷二つが続けて爆発したことを、シャン州第二警察部隊の担当警察幹部が述べた。
12月20日夕方4時頃、パトロールをしていた地元部隊と協力部隊は、1番地区、マンハイン道路近くにあるゴミ集積所で、不審な容器を発見したという村の幹部である村人の情報にしたがって調査したところ、高さ6インチ、直径6インチの鉄製の住宅用ペンキの容器の中に電池5つ、TNT(トリニトロトルエン)200グラムを含む火薬6本、電気式起爆装置用信管5つ、遠隔制御回路1つ、鉄球約1500個を含む手製の地雷を発見したので、その日の夕方4時半ごろ、爆弾が機能しないようにしなければならなかったと、同氏が説明した。
その日の夜7時頃、上記の地雷を発見したゴミ集積所のある場所において、手製の地雷二つが続けて爆発したが、人間、動物への被害はなかったことを先の警察幹部が重ねて言った。
「地雷三つを一度に設置しておいたというのはありえない。最初の地雷を除去した部隊がゴミ集積所を入念に調べた。これに不満を持った組織が再びやって来て、設置した可能性がある。この場所は、小規模な少数民族武装組織が広がって活動する可能性がある地域でもある」と、モゥンコーの地元民が分析した。
( 翻訳者:平野美華 )
( 記事ID:2195 )