ヤンゴン 12月31日
総選挙で勝利した国民民主連盟(NLD)議長ドー・アウンサンスーチーを含む国家指導者らが、ミャンマー・ラジオ・テレビ放送局(MRTV)で2016年の新年の挨拶を述べたことを、大統領府の局長が自身のソーシャル・ネットワーキング・サービスのページで発表した。
12月31日夜11時50分に、NLD議長ドー・アウンサンスーチー、民族代表院議長ウー・キンアウンミン、連邦議会議長兼国民代表院議長トゥーラ・ウー・シュエマンが挨拶を述べたことが上記の発表で明かされた。
さらに、夜11時55分、国軍司令官ミンアウンフライン上級大将、副大統領のウー・ニャントゥンとサインマウカン博士らが新年の挨拶を述べたことが、上記の発表により分かった。
その後、テインセイン大統領が新年の挨拶を述べたのち、年越しのカウントダウンが放送されたことが分かった。
トゥーラ・ウー・シュエマン氏は新年の挨拶として、ひとりひとりが、また集団同士がが互いに誠意や慈愛の心を正しく持てるようにと、そして今は国民にとって平和で現代的な国となるチャンスがより多くなったため、必ずそのチャンスをつかむべきであると述べた。
加えて、誠意と正しい方法をもって議論を重ね、協力して取り組めば、ミャンマーの品位を高めることができるとし、国民ひとりひとりにもそれぞれの役目を国のために果たさせることができると述べた。
NLD議長ドー・アウンサンスーチーを含む一部の国家指導者らによる新年のスピーチは、今年初めて国営テレビによって放送された。
( 翻訳者:大橋 響 )
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