各国大使館がネーピードーに移転し大使館開設できるよう準備していると外務省
2016年01月13日付 The Voice 紙

ヤンゴン 1月12日

 政府機関の拠点がおかれているネーピードーに各国大使館を移転させる準備をはじめていることを外務省ウー・タンチョー副大臣が述べた。
 1月11日に民族代表院の会議で、ネーピードーに各国大使館を移転させ、開設するための作業の段取りをネーピードー評議会委員のウー・カンチュンが発言したことに関連し本紙が質問をしたところ、ウー・タンチョー副大臣は上記のように回答した。
 「(移転の)計画はある。しかしまだ2段階ほど残っている。大使館を移転したい場合、土地を借りたり、申請をしたりしなくてはならない。一部は大使館の分館をつくるようにしている」と同副大臣は言う。
 現下の在ミャンマーの各国大使館はヤンゴン市を拠点としていて、国会と政府機関が置かれているネーピードーでは中国大使館分館のみが開設されていることが外務省からわかった。
 しかし大使館を建設するため、ネーピードーにおいて、デッキナティーリ郡区ホテルゾーン付近の120区画と駐在武官事務所建設のための50区画も明らかにされていることをネーピードー評議会委員のウー・カンチュンは述べている。
 そのほか、その区画に大使館はまだ建設されていないが、バングラデシュとマレーシアはすでに契約を交わして土地を借りており、中国、カタール、ブルネイおよびインドは土地貸借および契約の準備をしているところであると同氏は述べる。
 中国大使館のネーピードー仮分館は、ネーピードー市ザブーティーリ郡区にあるGrand ACE Villaに12月4日、開設された。

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( 翻訳者:松山由希 )
( 記事ID:2253 )