ヤンゴン4月7日
国家顧問として任命されたドー・アウンサンスーチーが、彼女が大臣として職務を果たす外務省内の改革を開始した事を、同省庁の領事・法律局局長の、ウー・セインウーが述べた。
ミャンマー大統領ウー・ティンチョー率いる新政府は、外務省の外相として、ドー・アウンサンスーチーを任命後、ミャンマー国外で職務に就いている、国連のミャンマー政府代表一名と、大使一名を、ミャンマー国内へ召還したことを、同氏が述べた。
「一人は、国際連合常駐代表であるウー・チョーティン大使を召還した。もう一人はというと、在オーストラリアミャンマー大使館の、ウー・ミンテイン大使である。これは政府の部内指示である」と、同氏が述べた。
国際連合ミャンマー常駐代表ウー・チョーティン大使を、外務副大臣として任命したが、在オーストラリアミャンマー大使館のウー・ミンテイン大使を、一体何のために招集したのかまだ明らかではないことを、同氏が説明した。
「この件については、この人物たちを国外から召還したということのみが、明らかになっている。それが何故かという理由は、我々も分からない」と、同氏が述べた。
現在の大統領ウー・ティンチョー率いる新政権において、外務省や大統領府の大臣として、ドー・アウンサンスーチーがその職責を務めている。
その他、外務省内で勤務している職員は、法律に違反した場合、どのような処罰を受けることになるのかを理解して自らを律して勤務すれば、職員たちの身分の安全は守られるということを、ドー・アウンサンスーチーが4月6日に、省庁内で行われた職員たちとの会合において述べていた。
( 翻訳者:鈴木 聡 )
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