ミャンマーは世界をリードできるだろうと期待しているとドー・アウンサンスーチー
2016年04月23日付 The Voice 紙
ネーピードー、4月22日
ミャンマーとしては、大きく力を持って動ける国ではないが、世界をリードできるだろうと期待していることを、ドー・アウンサンスーチーが述べた。「ミャンマーは大きくて大変力のある国ではないが、世界をリードできるだろうと私は期待しています」と同氏が述べた。
ネーピードーの外務省庁舎で、諸外国の大使や代表、EUや国連職員らと4月22日に実施した会議で述べたものである。
そのように実現するために、どんな問題も誠実に、友好的に捉え、本当の意欲を持って努力し、人々の利益となることを行なわねばならないということを同氏が述べた。
その他に、国民民主連盟(NLD)が担っている現在の政治において多くの困難に立ち向かわなければならないことも述べた。
「私たち全員が知っている通りです。私たちの国は、南アジア、東南アジア、北は中国をはじめとする国々と接しており、極東にある国とも肩を並べることができます。現在のような状況において私たちの国にとっては多くの困難が待ち受けています。」
その困難は、ミャンマー全土のみならず、全世界において待ち受けているので、これらの困難を経て、平和の繁栄や友好親善へ変わることができることを期待していることを同氏が述べた。
1948年にミャンマーが独立を果たしたあと、中立主義政策やUniversal Friendship を初めとする政策を採用し、国際連合憲章と世界人権宣言に最初に署名した国のうちの一つであると同氏が述べた。
その他に、国際協力のための必要性や、すべての場所において人々に敬意を払う必要性を重視することを目指すことを加えて述べた。「なぜなら、親善と平和は、世界にいる人々の安全と幸せに基づいているからです。」
ミャンマーは隣国のみならず、世界にあるすべての国と素晴らしい関係を持ちたいことを、ドー・アウンサンスーチーが述べた。
(訳者注: ドー・アウンサンスーチーのスピーチは英語で、本記事のビルマ語訳が元の英語と違っている部分が多少見られた。ビルマ語からの翻訳を基本としたが、元のスピーチを参照して修正・補足した箇所もある)
( 翻訳者:河野美由貴 )
( 記事ID:2413 )