ドー・アウンサンスーチーとの面会を少数民族武装勢力が要請
2016年05月02日付 The Voice 紙

ヤンゴン、5月1日

ドー・アウンサンスーチー国家顧問と面会する許可を得るため、全土停戦協定(NCA)に署名した少数民族武装組織は、文書を送り要請したと、シャン州復興評議会(RCSS/SSA)の報道担当者サインメイン中佐が述べた。

ドー・アウンサンスーチーと面会したいことを、4月に文書を送り要請しており、現在に至るまでまだ返事がないことを同氏が説明した。
「私たちは、面会を要請している。彼らの側からまだ返事はない。文書にして要請した。」と同氏が述べた。

現在、新政府が再編している和平構築のための組織と再び協議が開始されたら、協議事項として議題に上げてもらいたい項目、フェデラル制に関する諸問題について、少数民族武装組織同士の間で予め調整しているところであると、同氏が引き続き述べた。

すでに全土停戦協定(NCA)に署名した武装勢力8組織は、新政府と和平に関して話し合うため、「少数民族武装組織和平プロセス主導チーム」(EAO-PPST) [Ethnic Armed Organizations Peace Process Steering Team]を組織している。

上記のEAO-PPSTに参加している組織の中で勢力の大きいカレン民族同盟(KNU)とシャン州復興評議会(RCSS)とは、4月の最終週にチェンマイ市で面会し、協議を行っている。

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( 翻訳者:河野美由貴 )
( 記事ID:2454 )