21世紀のピンロン会議は、すべての利害関係者が参加できるものでなければならないとドー・アウンサンスーチー
2016年05月10日付 The Voice 紙

ヤンゴン 5月9日

 21世紀のピンロン会議を開催するため、事前の準備作業の各段階において、すべての利害関係者 が参加できることを目指すように、と国家顧問ドー・アウンサンスーチーが述べた。
 5月9日午前、ネピドー評議会の敷地にある大統領官邸で行われた国民和解・平和センター(NRPC)の編成に関する協議会の場で、同氏がそのように述べたと国家顧問事務局が発表した。
 上記の会議において、国民和解・平和センターの編成と21世紀のピンロン会議開催に向けた事前準備作業とを同時並行的に行なっていくことに合意が得られたことも、明らかにされた。
 会議には、国家顧問を含め、調停担当のティンミョーウィン博士、政府代表である国境省連邦大臣イェーアウン中将と司法長官ウー・テイントゥンウー、国軍代表であるヤービィ中将、テイントゥンナウン中将とミンナウン中将らの他、ミャンマー平和復興センターの代表者であるウー・ミンゾー、ウー・キンゾーウーとミンゾーウー博士、国家顧問事務局からウー・モーゾーウーらが参加したとのことである。
 国家顧問ドー・アウンサンスーチーは国内の平和構築のため21世紀のピンロン会議を1,2ヶ月の間に召集することを表明している 。
 また5月4日にも、新政府の政権下において、平和構築の一連のプロセスを、政府代表としてリードすると見られているティンミョーウィン博士と全土停戦協定(NCA)に署名した8つの少数民族武装組織とが面会している。

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( 翻訳者:金子愛 )
( 記事ID:2488 )