ミャンマー・バングラデシュ国境を隔てる柵の設置を中止している事実はないと大統領府
2016年06月09日付 The Voice 紙

ヤンゴン 6月9日

 ミャンマー・バングラデシュ両国国境一帯で、ミャンマー側が行っている柵の設置を中止している事実は無く、引き続き建設していることを大統領府の報道官、ウー・ゾーテーが発表した。

 2カ国間の国境地帯の柵の設置には政府予算がおりなかったため、計画が中止されていることがSNSページ上で批判され、不安が高まりかねないため、このように公表した、と上記報道官は述べた。

 「ミャンマー・バングラデシュ国境の柵の設置を中断している事実がないのと同じく、予算が削減されることもない。柵の設置は兵站局が行っている」と、大統領府副局長でもあるウー・ゾーテーが述べた。

 同様に、ミャンマー・バングラデシュ国境の柵の設置を行うために、2016-2017会計年度に55億チャットの使用を許可しお金を配分してあり、国防省が柵の設置事業を実現させているところであることが、大統領府により分かっている。

 「現在、柵を建設している場所には新しく建設するものも含まれている。再び修理しなければならない部分もある」とウー・ゾーテーは加えて述べた。

 同様に、ミャンマー・バングラデシュ国境を隔てる柵の設置を中止している、という内容の情報が出ていたため、民族宗教保護団体(マバタ本部)が先頭に立ち、国民の支援を得て、政府関係当局と合同で柵の設置を行っていくことが、6月の第1週に行われたマバタの年次集会で発表されていた。

(チョーソーウー)

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( 翻訳者:入船友維 )
( 記事ID:2631 )