贈り物は絶対に受け取らない、とウー・ナインガンリンのオフィスに張り紙
2016年06月09日付 The Voice 紙
ヤンゴン 6月8日
ヤンゴン管区域政府の閣僚に贈り物を送る慣習をなくすために、管区域社会問題大臣のウー・ナインガンリンの事務所に「贈り物は決して受け取らない」という張り紙を貼った。
6月8日に社会問題大臣のウー・ナインガンリンと会うために本誌が訪ねた時、大臣の事務所にそのような張り紙を見つけたということだ。
大臣の事務所に毎日、部局関係者や外部の人間が訴状や式典への招待状を渡す時に、贈り物も持ってくるので、張り紙を出さなければならなかったと社会問題大臣の側近が言う。
「贈り物を一切受け取らない。事務所に来る者はこのように張り紙をしてあれば、自ら気がついて持って帰ることができる。大臣は1つも受け取らないと言っている」と側近が話した。
同様に、ウー・ティンチョー大統領の新政府が組織されてから、不正行為を減らすために各政府機関の職員が1個人もしくは1組織から1回に25000チャットよりも高い価格の贈り物を受け取ることを許さないとも指示されていた。
それにもかかわらず、社会問題大臣ウー・ナインガンリンは「仕事をしているのだから、どんな贈り物もいらない。贈り物を持ってくる人がいる。そのために張り紙をしたのだ」と言う。
チョーソーウー
( 翻訳者:馬場愛 )
( 記事ID:2632 )