パラウン、コーカン、ヤカインの組織は、停戦を発表すれば国軍と話し合い可能
2016年06月13日付 The Voice 紙

ヤンゴン6月12日

国軍と軍事的な緊張が高まっており武装しているパラウン、コーカン、ヤカイン武装組織側が戦闘停止する声明を出せば、和平についての話し合いが可能であると国軍側が考えていることを、国軍に近いキンゾーウー元中将が話した。

国軍司令官から武装闘争路線を放棄するように伝えてあるそれらの組織が政治会議に参加可能となるための国軍の考えを、6月12日に行われた21世紀ピンロン会議事前準備小委員会(1)の政治会議に関わる基本的枠組みを検討する集会の終了時に、キンゾーウー元中将が発言した。

現在起きている戦闘が終わったことと、その武装勢力として平和路線に向けて前進するという声明を出してくれることを国軍が望んでいることを、キンゾーウー元中将が話した。
「この声明を出してくれたなら、彼らと我々(国軍)とは話し合い可能ということだ。この戦闘は終わりだと彼らが言う必要が出てきた」と同氏が説明した。

そのような声明を出す必要があることもその武装組織と会って説明していく予定であり、会えるように協議していることを、21世紀ピンロン会議事前準備委員会書記ウー・フラマウンシュエが話した。

タアン/パラウン民族解放軍(TNLA)、コーカン武装組織(MNDAA)、アラカン民族軍(AA)等の3つの武装組織に対して、和平を話し合うのではなくそれらの組織として武装闘争路線を放棄するよう、国軍が5月13日に行った記者会見で話した。

そのように国軍が政治的話し合いもなく、武装闘争路線を放棄するよう発言したことを受け入れることができないと、上記武装勢力3組織は5月22日に共同声明を一通出し反論していた。

(プゥインズィンモーヘイン)

Tweet
シェア


 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:星野純 )
( 記事ID:2644 )