ドー・アウンサンスーチーと国連人権特別報告者がヤカイン州の件を議論
2016年06月21日付 The Voice 紙

ヤンゴン 6月20日

 国家顧問のドー・アウンサンスーチーと国連人権特別報告者であるイ・ヤンヒ氏が会談でヤカイン州についての問題についても議論したことが外務省筋より明らかになった。

 6月20日の午前、ネーピードーの外務省でのドー・アウンサンスーチーとミャンマー訪問中の国連人権特別報告者の会談で、ヤカイン州の問題と平和構築事業を議論したと同省副局長ウー・チョーモートゥンが述べた。

 それ以外に、ミャンマー国内の人権向上と人権保護の問題に関する取り組みや、集会・結社の自由についても議論したことを同氏が述べた。

 同様に、人権に関連した法律や国際的な人権問題に関する条約にミャンマーが参加・締結することなどを主に議論したことがウー・チョーモートゥンから説明された。

 加えて、イ・ヤンヒ氏がヤンゴン、ネーピードー、ヤカイン州、カチン州、シャン州などに赴くために、外務大臣でもあるドー・アウンサンスーチーのもとに事前の申し入れをしたことを同氏が述べた。
 「彼女が要請した場所について、私たちが内務大臣と合同で、安全面や天候を考慮しつつ訪問先を調整しているところだ」とも同氏は説明している。

 国連人権特別報告者であるイ・ヤンヒ氏はミャンマーに6月19日に到着し、7月1日までミャンマーの人権状況を調査することになっており、今回の訪問が新政府になってから初めての訪問でもある。

Tweet
シェア


 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:松山由希 )
( 記事ID:2666 )