ハノイ国家大学、アジアの大学ランキング・トップ150に入る
2016年06月16日付 VietnamPlus 紙
イギリスの教育や留学を専門とする会社、クアクアレリ・シモンズ社(QS/Quacquarelli Symonds)が発表するアジアの大学ランキング・トップ150で、ハノイ国家大学が139位にランクインした。
QS社は、アジア、アラブ諸国、新興経済諸国(ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカ)、ラテンアメリカ、そして、EECA(中・東欧、中央アジア)の地域ごとの大学ランキングの結果を公表した。
QS社は、1990年に設立された、イギリスの国際的な教育調査会社。
QS社は、2004年から2009年まで、タイムズ・ハイアー・エデュケーション(THE)と共同で、世界の大学ランキングを毎年発行し、ランキングのためのデータを提供してきた。
ハノイ国家大学はベトナムではトップで、次いでホーチミン国家大学が2位、カントー大学が3位、フエ大学が4位、ハノイ工科大学が5位となっている。
アジアのランキングで、ハノイ国家大学は2015年のトップ200で191位だったが、今年はトップ150で139位にまでランクアップした。
次いで、ホーチミン国家大学が147位にランクインした(ベトナムでは2位)。
2016年は、さらに、カントー大学(トップ300)、フエ大学(トップ350)、そして、ハノイ工科大学(トップ350)の三校がアジア・ランキングにランクインした。
項目別のランキングでは、ハノイ国家大学は、学術的な評価で65位となりトップ100入りした。また、企業採用者等による評価では169位でトップ200入りし、受け入れ留学生の比率では62位でトップ100入りした。
これまで、ハノイ国家大学は、2015年のアジア・ランキングで191~200位のグループに属していた。
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( 翻訳者:嘉田浩 )
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