シャン州進歩党/シャン州軍(SSPP/SSA)支配地域内で麻薬売買を行った場合、逮捕へ
2016年07月04日付 The Voice 紙
ヤンゴン 7月3日
ミャンマー国内でケシ栽培が最も多いシャン州において、麻薬根絶のため、シャン州進歩党/シャン州軍(SSPP/SSA)は、支配地域内で麻薬売買を行った者を逮捕する、と同軍のサインスー少佐が述べた。
シャン州内での麻薬根絶のため、SSPP/SSA支配領域各地で、対策を強化し実行する事に関連して、同少佐がその様に述べた。
その外にも、麻薬の使用、保管、売買などを行った場合には逮捕する旨、7月1日付けで、SSPP/SSAは発表している。
SSPP/SSAは、シャン州内の麻薬根絶のために、以前より計画を定め、遂行してきたが、今回地元の僧侶らと市民が要請してきたので、取り組みを一層強化し実行する決断をしたと、サインスー少佐が述べた。
シャン州進歩党は、シャン州北部を拠点とする少数民族武力勢力であるが、全土停戦協定(NCA)にはまだ調印をしていない。
ミャンマーは、世界で2番目にケシ栽培と麻薬売買が多い国であり、ケシ栽培が最も多い地域はシャン州内にあると、国連薬物犯罪事務所(UNODC)は発表している。
( 翻訳者:鈴木 聡 )
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