低層・高層ビルすべてに建設許可 (2016年12月1日 2)
2016年12月01日付 The Voice 紙

ヤンゴン 11月30日

6ヶ月間建設許可を休止していたヤンゴン市にある低層・高層ビルすべてに、11月最終週から建設再開許可がおりたことがヤンゴン市開発委員会エンジニア課(建物)への調べで分かった。

今年の6月から低層・高層ビルの建設許可を休止しており、現在、低層・高層ビルすべてを前政権時の元々の方針で建設再開することを許可する予定であることをヤンゴン市開発委員会の幹部の一人が述べた。

「3階半建て以下の低層ビルに対して6月から建設申請の許可を休止し7月1日から許可しました。現在すべてのビルに建設再開許可を与えました」と同氏は述べた。

現政権下で低層・高層ビルの建設許可の新たな方針を作成して許可をするよう準備してきたので、高層ビルの建設許可交付が休止されたほか、再調査にも6ヶ月間かかっていたため、建設企業主として困難に直面していたことを建設企業の事業主らは述べた。

「高層ビルは建設許可がおりてもすぐには何も動いていません。準備をすべてやり直さなければなりません。許可が下りるまでの間中断しなければならなかったので、一方では契約者から賠償請求があり、建設業界が再び勢いづくようこの困難を徐々に乗り越えなければならないでしょう」とCapital Construction社の社長ウー・ティンマウンウィンは述べた。

ヤンゴン市での高層ビル建設許可の制限により、その事業に従事している下層労働者らの衣食住に困難をきたしたため、同事業に再び許可を与えたことを大統領府報道官のウー・ゾーテーは述べた。

2015年から2016年会計年度に3階から8階半建てまで6000棟以上の合法的な建物に許可を与えており、2016年から2017年会計年度では6月までに3階から8階半建てまで合計300棟以上にだけ許可を与えたことがヤンゴン市開発委員会エンジニア課(建物)への調べで分かった。

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( 翻訳者:小林明里 )
( 記事ID:3043 )