バングラデシュに逃げてきたというベンガル人らを二国間で審査し適切な時期に呼び戻しへ (2017年1月13日 7)
2017年01月13日付 The Voice 紙
ヤンゴン 1月12日
ラカイン州内で起こった紛争が原因でバングラデシュに逃げてきたというベンガル人らを二国間で取り調べ、適切な時期にミャンマーへ呼び戻す予定であることが外務省から分かった。
ラカイン州の安定と二国間の協力を可能にするため、ミャンマー特別外交団はバングラデシュへ1月10日から13日までの3日間訪問し、話し合ったこと、上記の旅程で前述の通りに協議したことを外務省の高官らが述べた。
「ミャンマー側から本当に来たのか来ていないのかを調査するため協議しようと話した。呼び戻すとはまだ言っていない。取り調べる。正しい時、適切な時期に呼び戻すため話し合ったのだ」とミャンマー外務省副局長ドー・エーエーソーが話した。
国連の発表によると、ラカイン州の紛争が原因でバングラデシュへ逃亡して来たイスラム教徒は、およそ6万5千人いる可能性がある。
「現在は取り調べる段階にまだない。協議するのはこの事だけではない。他の事も含まれている。二国間で協力して暴力を抑制するため話し合っているのだ」とドー・エーエーソーが続けて述べた。
バングラデシュとミャンマーの国境に接しているラカイン州マウンドー市では、国境警察の拠点4箇所を、10月9日にベンガル人武装組織が一斉に攻撃したため、国境警察の警官ら10名が戦死し、65個の武器を損失した。その後、掃討作戦を遂行していた際、国軍の作戦司令官が戦死した。
ラカイン州マウンドー地域では武装組織の攻撃を受けて、10月9日から12月1日まで、ベンガル人武装組織の関係者1,231名に対して法律に基づき、取り調べを行なっていることが国家顧問府報道委員会の発表により分かった。
( 翻訳者:金子愛 )
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