ミャンマーは人間開発指数中位国に到達と国連開発計画報告書 (2017年3月23日 9)
2017年03月23日付 The Voice 紙

ヤンゴン 3月22日

ミャンマーは人間開発指数中位国に到達しているということが国連開発計画(UNDP)の報告書発表により分かった。
国連開発計画(UNDP)の、3月22日ヤンゴン市で発表された「すべての人のための人間開発」という名称の人間開発報告書-2016年度版にそのように明記されていた。
ミャンマーは現在、全188ヵ国中175位に到達してきたのでミャンマーの人間開発指数(訳者注:原文ではHDRとあるが、HDIの間違いと思われる)が上昇してきたことがUNDPの報告書で明らかにされた。
そのように上昇してきたことに関して「ミャンマーの成功は何年もの間、奮闘してやっと実現してきたのであり、我々の素直な賞賛を受けるに値する」と、国連常駐調整官兼人道問題調整官 Renata Dessallienが述べた。
ミャンマーとしては、国民のための人間開発が上昇するよう行なっている部分で前進はみられるものの、ミャンマーのHDI値は0.556で、東アジアと太平洋地域の平均値0.720との間に差があり、南アジアの平均レベルにのみ到達していることが報告書の中で指摘された。
世界的規模で1950年から2015年の間、全地域での人間開発指数の平均値は上昇してきたものの、全人口約150億人の中で健康、教育や生活水準などにおける権利の喪失と共に様々な貧困問題に直面していることがUNDPの報告書で明らかにされた。
UNDPとして、社会の中で貧困のため端に押しやられている人々に対して能力を高めてやること、すでに決定している事業過程で、端に押しやられている人々に対してより発言権を与えること、に重点を置いて活動してやるよう報告書で要請された。
そのように行うことでミャンマーを含む東南アジアの社会の中で差異や不均衡が少なくなるようにしていくことができるとUNDPが報告書で明らかにした。

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( 翻訳者:金子愛 )
( 記事ID:3264 )