バガンとアンコールワットがセットで一つの旅行地域となるよう協力準備 (2017年5月4日 5)
2017年05月04日付 The Voice 紙

ヤンゴン、5月3日

 外国人旅行客がさらにやってきて旅行事業が発展するように、ミャンマーのバガン文化地域とカンボジアのアンコールワットの地域を一つの旅行地域とすべく、協力して行う旨、ホテル・観光省が明らかにした。
 「旅行地として協力するよう現在行っているところだ。ミャンマー側はこの事業を専門的に行う組織の設立が必要だ」とホテル・観光省の広報課長ウー・ミントゥエが述べた。
 旅行事業発展に向け、アンコールワットとバガンを一つの旅行コースとする事業を協議する話し合いを、5月2日にヤンゴン市パンダホテルで行ったことに関して、同氏が先のように述べた。
 その旅行コース事業のための組織を設立し実施する旨、両国のビザの件、旅客運送の件、旅行発展に関する件を協力して行う必要がある旨、ホテル・観光省大臣ウー・オウンマウンが同会議で述べた。
 ミャンマーとして宿泊、ビザ、旅客運送、飲食、記念品販売をきちんと行う旨、ホテル・観光局のある責任者が補足して述べた。
 ミャンマーとして外国人訪問客がさらにやってくるよう、また旅行事業発展のため、現在インドネシア、中国、タイ、日本とも協力している、
 カンボジアのアンコールワットのある地域に、毎年約200万人の海外からの観光客が訪れている旨が、カンボジアの旅行事業者らのウェブサイトからわかった。
 ミャンマーの歴史的文化地区のバガンに、2016年には外国人旅行客28万人以上が訪れ、2017年の2月までに外国人旅行客が8万8千人以上やってきた旨、ホテル・観光局の記録から明らかになった。

 訳者注:原文では「アンコールワット」となっているが、アンコールワットは一つの寺院の名前であり、この記事に出てくる「アンコールワット」は「アンコール遺跡群」とするのが適切かと思われる。 その他3段落目「パガン」を「バガン」、7段落目「アンコールワット市」を「アンコールワットのある地域」と修正。2017年6月21日。

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( 翻訳者:土居涼香 )
( 記事ID:3398 )