食品医薬品局(FDA)が全国の市場を検査 (2017年5月19日 1,28)
2017年05月19日付 The Voice 紙

ヤンゴン 5月18日

 食品医薬品局(FDA)が全国の市場を続けて検査していく旨を同局課長補佐のオウッカーピョー博士が述べた。
 上記の検査計画はネーピードーで開始され、ヤンゴンで3月17日に1回目の検査がテインジー市場で行われたことがFDAから分かった。
 「この市場だけで検査が止まってしまうことはありません。1か月に4か所かもしれませんし8か所かもしれませんが調査する予定です。継続して市場を調査することになるので、今後の予定や計画を継続して実行していきます」と同氏が述べた。
 FDAと関係当局が協力して5月17日にヤンゴン市のテインジー市場を検査したところ、市場で売られている米麺、小麦麺、発酵した筍、赤豆腐に禁止された着色料、脱色剤、保存料が使われていたことがFDAの検査により分かった。
 「講習はすでに何度もしたので、講習はもう行ないません。今回行なったことを関係する市場の委員会に知らせます。市場の委員会がそれらの商品を全て押収します。店主には誓約書を書かせます。この商品を再び売ればその店の営業を停止します」とオウッカーピョー博士が説明した。
 市場の調査、検査は国民中心事業の一つであり、安全で良質な食品、医薬品、化粧品を国民に届けることを目的として行っているため、国民の協力が必要である旨、またFDAとしても現在のような管理・監督を行なっている時期に生産者や販売者も参加して初めてバランスよく国民を守ることが出来る旨をオウッカーピョー博士が重ねて述べた。
 上記の市場の調査、検査はネーピードーやヤンゴンなどで行われており、マンダレーやその他の管区域と州でも引き続き行われること、FDAが開設した32か所の関係県FDA事務所でも市場の調査、検査が始まっていることが同局から分かった。

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( 翻訳者:鈴木将吾 )
( 記事ID:3459 )