歳入局にオンラインで振り込むだけで輸入品を引き取れる制度を実施予定 (2017年5月26日 8)
2017年05月26日付 The Voice 紙

ヤンゴン 5月25日

 輸入業者がミャンマー経済銀行の口座から歳入局にオンラインで振り込むだけで輸入品を引き取れるシステムを実施予定である旨をミャンマー中央銀行局長のドー・タンタンスエが述べた。
 「通関は現在MACCS(電子通関システム)を使用していますが、中央銀行の大口決済と繋げる必要があります。そのためシステムが整えば輸入業者はオンライン決済システムを利用して好きな場所から決済できます」と同氏が説明した。
 現在ミャンマー経済銀行は勘定系システム(本店が支店を直接統制するシステム)に変更開始しており、ヤンゴンの商業エリアでオンライン決済システムを開始するよう中央銀行が要請していた旨を同氏が述べた。
 勘定系システムは国営銀行だけでなく民間銀行の一部も共に変更し使用しているが、オンライン決済システムの使用は歳入局の技術不足により実施困難である旨を銀行業務の専門家ウー・ミャタンが述べた。
 「現在、政府側ではeガバメント(電子政府)へ移行していますが順調ではありません。なぜなら現在は歳入局にeコマースで納税することが出来ますが利用者があまりいないからです。成功していません」と同氏が指摘した。
 こうした新しい技術を使うとしても、簡単なものでなければ国民が利用できない旨、現在MACCSを実施しているが変化について行けずオンライン決済システムを利用できていない人々がいる旨を輸入業者ウー・チョートゥンが述べた。

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( 翻訳者:落合悠太 )
( 記事ID:3489 )