映画「聲の形」―真の友情についての意義深いメッセージ―
2017年05月10日付 VietnamPlus 紙


 「君の名は。」の意外なヒットの後、ベトナムの観衆は反響のあった別のアニメ作品「聲の形」を引き続き楽しめることとなった。映画「聲の形」(ベトナム語名はDáng hình thanh âm)は、生まれつき耳の聞こえない女の子西山硝子と石田将也の学校生活の周辺と関わり合いについての作品だ。
 石田はかなりいたずら好きで抜け目がない学生で、2人が小学校の頃同じクラス同じだった時、しょっちゅう硝子をいじめていた。ある日突然、硝子が転校した。それから、石田は友人から疎ましがられ責められるようになった。なぜなら将也は「他人を苛める性格が悪い者だ」という風にみなされたからだ。
 高校に上がり、石田は硝子に再会し、昔彼女に与えた傷の埋め合わせをする決意をした。過去にとらわれることから解放されるためである。次第に、彼らの間には学生の年代の愛が生じてくる。
 鞄を持って学校に通う年代に過ぎないが、主な登場人物である二人の複雑な心の変化は、観衆にとってはかなり思いがけないものだった。
 この映画は真の友情について、きわめて意義深いメッセージを伝える。友達どうしの間の誤解や言い争いを避けることは難しい。しかし、本当に良い友人になるためには、我々は謝罪の言葉を言うことができ、自分の過ちを直視し、友人の欠点を理解する必要がある。
 「聲の形」は5月12日から各映画館で上映開始だ。

訳注:記事の原文では予告編の動画(ベトナム字幕付き)が見られます。

参考記事:「初めてC13指定の映画「君の名は。」は切符売り場でヒットを約束」
http://www.vietnamplus.vn/your-name-phim-dau-tien-dan-mac-c13-hua-hen-gay-sot-phong-ve/425629.vnp

http://www.vietnamplus.vn/a-silent-voice-thong-diep-day-y-nghia-ve-tinh-ban-dich-thuc/445321.vnp

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( 翻訳者:河合摩南 )
( 記事ID:3493 )