文化スポーツ観光省からの情報によると、同省は公式にカテ祭と、バウチュック村（ニントゥアン省）のチャム人の陶芸を国家無形文化財に認定した。
　この機に、この２つのチャム人の遺産と共に他の５つの遺産が国家無形文化財のリストに追加された。
　これらの無形文化財は伝統的祭礼，伝統工芸，社会慣習や信仰の３種のいずれかに属する。カオバン、ハーナム、ハーティン、ニントゥアン、タインホアの各省に存在している。
　具体的には、今回認定された国家無形文化財は次の通り。

①タイー人のナンハイ祭礼（カオバン省フックホア県ティエンタィン社）
②ラインザン寺院の祭礼（ハーナム省ズイティエン県モックナム社）
③チエウチュン寺院の祭礼（ハーティン省タィックハー県タィックバン社・タィックハイ社、
　ロックハ－県マイフー社・タィックキム社）
④チャム人のカテ祭（ニントゥアン省）
⑤バウチュック村チャム人の陶芸（ニントゥアン省ニンフック県フックザン市）
⑥チョーチエンの祭礼（タィンホア省イェンディン県イェンニン社）
⑦ターイ族のカポックの下での祝いの宴（タィンホア省ニュータィン県スアンフック社）

　以上のものは国家無形文化財リスト公開に関する文化スポーツ観光省決定2459号に明示されている。
　このように現在、全国には文化スポーツ観光相が国家無形文化財のリストに掲載することを決定した221の無形文化財がある。
　文化スポーツ観光省2010年４月付け通達の規定に従い、国家無形文化財のリストに掲載されるために学術的な申請書を作成した各文化遺産は、次の指標を十分満たさなくてはならない：代表性があること、共同体や地域の特色を体現していること、文化の多様性と人類の創造性を体現し、多世代にわたって継続されていること、復興と長期的存在が可能であること、共同体が揃って志願して推挙し保護を約束すること。
　国家無形文化財のリストに掲載するための学術的書類を制作するために調査中の無形文化遺産は以下の通りである。

　１．ベトナムの各民族の言葉と文字
　２．民間の言葉
　３．民間の上演される芸術
　４．社会慣習と信仰
　５．伝統的祭礼
　６．伝統的手工芸
　７．民間の知識

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（ 翻訳者:池田樹生、山田奈保 ）
（ 記事ID:3621 )