ベトナム語はオーストラリアで4番目に多く使用されている言語
2017年06月29日付 VietnamPlus 紙
メルボルン市の一角
オーストラリア統計局(ABS)が新たに公開した2016年の人口調査が示すようにオーストラリアの人口は2440万人を越え、301言語が使われているうちベトナム語は4番目に多く使用されている。
この結果によるとオーストラリアの人口の3分の2は大きい都市に集中して住み、ニューサウスウェルズ州のシドニーは依然として最も大きい都市であり、550万人が住んでいる。
しかしながらヴィクトリア州のメルボルンの人口は急増しており、2050年にはシドニーを越えるとみられている。
ABSは国が発展するには移民の波の役割が重要であり、また調査の結果が示すようにオーストラリアの文化基盤は日増しに多様化しており、オーストラリア人の2分の1近くは国外出身、または父母のどちらかもしくは両方が国外出身であると指摘した。
前回2011年の人口調査から今回調査までの新市民の数は130万人であり、最も多いのが中国からで19万1千人、インドは16万3千人である。しかしながらオーストラリアの人口地図に原住民を欠くことはできず、人口調査の結果は原住民がここ5年で18%増加したことを示している。
言語面に注意を向けるとオーストラリアで使用されている301言語のうち英語が一番ポピュラーであり、ついで北京官話(マンダリン)、アラビア語、そしてベトナム語と広東語(カントニーズ)が同率で4位である。
2016年の人口統計の資料によると、オーストラリアに住むベトナム人は27万7千人であり、そのなかで一番多いのは10万3千人以上住んでいるヴィクトリア州で、ついで10万3千人近く住んでいるニューサウスウェルズ州が続く。
2016年の人口調査は、95%以上の家族が情報送付に参加し、3分の2の人が郵便局を通した質問票送付に替わってABSが初めて設置したインターネット経由で情報提供を行う人口調査に参加しており、この調査は成功したとみなされている。
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( 翻訳者:森本悠太 )
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